最近あまりにすることがなく今日もスマホもルーティンの通りに触りきってしまったので何の思慮もなしに思いつきでブログを始めてみた。こういうのは大体登録の面倒くささ(五分で終わるといえそれでも面倒)からいつかいつかと言いつつやらないのが関の山だったが、それでも初めているということはこの暇がいかなるものか伝わるに余りあると思う。まあまずは登録の際にユーザー名の作成が必要になりよく使うような英数字を羅列してみるのだが使用済みなどで上手くいかず(過去に自分で登録している可能性有)、今スマホから流れている曲の一節を適当にピンイン入力したら登録できた。ちなみに、台湾の曲「童話」の一節です。ni ai de na ge tian shi(你爱的那个天使)は「君の愛するあの童話の天使のように」という意味であるが、まあこの曲の歌詞の臭さとPVのありがちな展開はいかにも中華圏と言った感じがする。
さて主旨もなく書き連ねる文才もないので何か無理矢理にでもひねり出してみたい。ここ数日はインスタやフェイスブックなど何を見ても大学の卒業式の話題ばかりが表示されていた。本来の同学は順当ならば今年で卒業、四月から社会人であるはずなので至極当然ではあるが、これを見ると改めて「ああ自分は逸脱したのだなあ」と思うと同時に「有意義な時間を得た」とも感じる。一応説明しておくと社会人になるのは来年でもないから、+2年までを一般的とする日本社会においては自分は逸脱者という見方のうちにはまるのだと思う。よく一体大学で(特に一年次)何をしてきたか、と聞かれるが、抽象化すると冗談抜きで「空が青かったから」以上の答えが見つからない。その是非は自分が判断することでもないと思う。ただ、世界は経験したものからしか考えられないということを実感した1年少しだった。
とりわけ庶民以下の家庭、田舎の非進学校からこの大学に来た者にとってはこれを考える機会はまま多いと思う。だからこそ、コンプレックスの裏返しとしてのバンカラがこのご時世ですら流行る。まあ、そういった中で他者性なき倫理を身に付けた有象無象が見事に社会的(経済的)エリートに昇華して行った挙句の果てをよく見てきたので、自分を省みる機会は常に持っておきたい。書きたいことを忘れたのでこの辺で。